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その時、時計が動いた

日記帳・感想など

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遥か彼方

大学四年というモラトリアム甚だしい一年が殆ど大学に行かない間に過ぎ去ろうとしています。
やー、学生すごいね。
というわけで『遥か彼方』の後書きです。追記から。




大学生活で最後の原稿ってことで、文藝部とは別に所属していたライフル射撃部の体験を綴ってみました。
以上!

あ、はい。今回は何の捻りもなく本当にこれだけです。ただ、体験といっても作中の登場人物はもちろん全員フィクションだし、藤枝君は男だし、天平みたいなライバルもいませんでした。この小説で一番現実での体験の再現率が高いのって最初の二段落くらいです。あとは本当、全部フィクションなので。

射撃のシーンで藤枝が思ってることは大体私が銃を撃ってて感じたことと被せてます。小説という媒体を使って思い出を記してるようなものですね。なので今回はいつもみたいな急激な展開というか、登場人物が絶望することなくフツーに終わってます。作品数自体そんなに多くないんですが珍しいといえば珍しいかな。

内容についていえば、題名はまあ書いたまんま。強いて言えば今回はどうしても勝てない奴が目の前に立ちはだかっていて、主人公がやきもきするっていう話を書きたかった。この辺は当時見ていたアニメの影響というか(笑)要するに男臭い話が書きたかったって言う。バトル然り友情然り、せっかくだから今まで書いたことのないような話で盛り上がってみようか、と思ったのがきっかけです。

うん、でも途中で気付いたんだ。ライフルって競技中相手の得点見えないからリアルタイムで競いにくい!!と。
例えばバスケなりマラソンなりだったら相手の姿と自分の姿にどれだけ差があるのか、どう攻めていかなくちゃならないのかっていうのを競技中に考えられるんですが、ライフルだと相手と射座も離れてるし、そもそも個人競技だから誰かを意識するなんて必要ないわけだし、熱い戦いという状態になりにくかったんだ…
それで結局こんな感じの話になったのかな?しかしちゃんと撃ってる時のトランス状態なり疲労なりの実感を書き終えられたので悔いはありません。

最初は政治がらみの話にしようかとも構想してたけど難しくなりそうだし何より話の軸がぶれそうだったんで辞めました。実際射撃部の人たちがずっと政治の話題で盛り上がってるわけでもないし。
あと少数ですがライフル射撃にも女子はいます。女子が成長するって話は本当です。当の私は練習不足故にあんまりうまくなりませんでしたが。

はい、まあこれに関しては書いたことが全てというか、無理やり全てを書きこんでみた感じがとても強いのでそれまでですね。藤枝頑張れ。超頑張れ。

ちなみにこの作品をもって大学生活の文藝部での執筆は全て終了するので、暫く三万字超えるような作品は書けなくなるんじゃないかなと思ってます。来年からは仕事がとても忙しそうなので作品づくりに掛けられる時間も減るでしょうし、ついでに言うとサークルのノベルゲ制作も始まったので小説自体をなかなか書けなくなるのかなと。

寂しくもありますが、息抜きを適度にしながらまた頑張って行こうと思います。とりあえず、目下卒業論文の制作をば。(笑)

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