今週、これまでインベスゲームの道具に過ぎなかったインベスが現実世界で実体化して人を襲う、という何とも仮面ライダーらしい展開を迎えたので、ちょっとあの世界観について考察してみたくなりました。
事前情報とか特に収集してないのでほとんど妄想に近いような感じになりますのでそれを踏まえてどうぞ。
はじめに今回最後の方で貴虎さんが謎の男は
「クラックの出現頻度が予想以上に増えている」
「ヘルヘイムがいよいよ活性化を始めているようだね」
と話していました。
「ヘルヘイム」というのがあの樹海のことで、それを現実世界に出現させる次元の裂け目が「クラック」なのではなのではないかと思われます。クラックって多分crackで「壊れた」という意味だし。
なので以下は便宜上、樹海=ヘルヘイム、裂け目=クラックとして話します。
本編中ではヘルヘイムの果実やロックシードはインベスの餌となっていると言われていました。
そしてロックシードを食らったインベスは、成長してやや強力なインベスになります。強力なインベスもロックシードや果実欲しさに人を襲ったりしましたね。
ここからロックシードや果実はインベスの力の源ということが言えると思います。
また、今回ヘルヘイムでベルトを装着したまま果実を取るとそれがロックシードになるけど、人間の姿のまま取っても果実は果実のままである、というのをミッチーが見せてくれました。
果実がロックシードになるためには、ベルトの力が必要だとか。
アーマードライダーが果実を取れば武器となります。しかし人間が取っても武器にはならない。
インベスがロックシードを食べてるところが何話だったかありましたが、今回果物を持ってる人間を襲ったことを考えると、果実のままでも食べることが可能なんじゃないかと推測可能な気がします。
あれ、じゃああの果実を人間が食べるとどうなるんでしょうかね。
もしかしてインベスになるんじゃないでしょうかね。
上記を踏まえて第一話からチーム鎧武のリーダーである舞のお兄さんが行方不明です。
第八話で舞が少し探して回りましたが、どうも見つかりそうにない。本編でもまだ出て来ていないようです。
もしかしたらヘルヘイムで迷っていたところで果実を食べてインベスに…なんて展開もありそうですよね。
そうしたらインベスの姿で紘汰たちの前に現れる、というのもありそう。人間からインベスになる過程で不完全な状態であれば、ブレイドのジョーカーさんみたいなことにもなりうる。
実際こんな展開だったら燃える。
ところで貴虎さんの「全人類の未来がユグドラシルにかかっている」といういい方からすると、あの樹海が人間界に降臨するのを食い止められるのはユグドラシルカンパニーだけということなのでしょう。
クラックから広がった樹海は、人間界で物凄い繁殖力で広がりをみせました。
なぜ貴虎さんたちユグドラシルの人々はそれを焼き尽くして証拠を隠滅しているのか。
ロックシードを作れるのはベルトの保有者だけですから、ロックシードを管理するためとは言い難い。何か別の理由があるような気がします。
それはつまりヘルヘイムの果実が人の手に触れるとまずいことになるからではないでしょうか。
広がったヘルヘイムの果実を人が食べてしまうのを防ぐためとか。
ヘルヘイムをベルトを介して管理し、インベス達が人間界に侵入するのを防ぐ。
これこそもしかしたらユグドラシルの真の目的、なのかもしれません。
まあでも今のところは舞によく似たあの女の人とか、シドの存在とかトリッキーな不確定要素が多いので何とも言えませんが。
個人的には今回動いた貴虎とミッチーの関係がとても気になります。紘汰とミッチーもいずれ仲違いして戦う、なんてことになりそうな気がしないでもない。(紘汰と違ってミッチーは結構ずる賢いところがあるので)
何か最初は期待してなかった分思った以上に楽しみにしている自分にびっくりしてます。
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