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その時、時計が動いた

日記帳・感想など

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特撮メインに据えてる割には

最近の更新はあまりにも「日々」カテゴリばかりだったんで今日はライダーでも語ります。今日は絶賛放送中のWについて。

特撮知っている人が今年の日記を見たら「なぜWのカテゴリがないんだ!」と思うことでしょう。ですが理由は簡単です。受験をしてたから感想を書く暇がなかったのと、そうこうしている間にWの話自体が半分終わってしまったからです。(爆)でもしっかりちゃっかり今年の特撮は毎週欠かさず見てました。
んで、実際のところWのことをどう思うかというと、割と気に入ってたりします。
まあご存知のとおりというか、私はカブトから特撮に入った人間なのでどちらかというとシリアスに話が進んでいく方が好みではあるんですが、完全にギャグ路線がダメ、というわけではないのです。寧ろシリアス路線でも駄目なものはありますし、ギャグ路線でも好きなものはあります。がっつり人が死んでいくシリアスなものも好きですが、実は単純明快なラブコメとかもよく見たりします。自分の好みが分からないwだが人の好みなどそんなもんだと思うのですがね。
それでもって、Wは好き部類です。「二人で一人の仮面ライダー」っていうのは今までになかった設定で面白いし、地球の本棚の検索システムで事件を解決していく、って発想も現代だからなせる業というか、昔だったらこれはなかっただろうなあという斬新性が感じられるといいますか。とにかくUSBっぽいもの(ガイアメモリですが)をドライバーに刺して戦うライダーなんて、想像もつかなかった。(携帯で変身、とかは最近だとあまりにメジャーになりすぎてて「他にないものか」と思っていた)それでいながら「風都」の「街」を守るという身近な題材をテーマにしたり、バイクアクションをたくさん使ってみたり、首にスカーフ巻いてみたりして、仮面ライダーの原点を盛り込んでいる。まさにどこか懐かしさを感じさせつつ新しいものをつくるという課題をクリアしているように思うのです。…と、ここまでは設定に関して思ったことなんですが、実は最初にWのスーツを見たときは「ちょっとこれはどうかな」と思った次第でありました。私的なスーツの理想は「シンプルなのにかっこいい」なのですが、Wはちとシンプルすぎた感じがしたんですよね。この辺はどういえばいいんだろう。とりあえず、平成仮面ライダーの主人公キャラのスーツを全部並べてみれば何となくわかるかな…?色のせいなのかと思ったんですが、そういうわけでもない気がしますし(←ヒートメタルにして他ライダーと比較しても印象はあまり変わらないかもしれない、という意味)…しかし、最近では妙に見慣れてしまって、WはWでいいんじゃないかと思い始めてきました。並べてみると大分変わった感じがするけど、単体で見るとヒーローっぽい気がするのです。

お話に関しては、全体的にギャグっぽい雰囲気を出しつつも、最後にはしっかり正義の心情みたいなものを示してくれる辺りが気に入りました。特にバイラスのメモリの回は久々に「正義とは何か」を語られた気がします。祥太郎の中で一番強い思いは「風都では誰も悲しませないこと」であるから、どうしてもガイアメモリを普及させるわけには行かない。そしてそのためには憎まれている悪人であろうとも助ける必要がある。そして裁きは復讐等ではなく、法でなされるべきである、という一貫性のある姿勢に心を動かされました。
また、そんな祥太郎とは当初反対の立場で復讐の為なら手段を選ばなかった竜の登場も注目すべきであります。どーでもいい点といいますか、完全にシリアス路線のライダーだったら照井の存在は周りのキャラクターに完全に溶け込んでいたと思うのですが、ギャグ路線のWだと逆に常に不機嫌そうな顔をしている竜の方が浮いているなあと、彼が登場したばかりの回に思いました。そこがライバルっぽくってまたいいんですが。(笑)そんな竜も回を重ねるごとに探偵事務所の皆に冗談をいえるくらいに溶け込んでいくことができましたが…今週の話でウェザーのメモリの持ち主と出会い、竜はまた復讐に身を投じていってしまいます。タイミング的にはかなりいいんじゃないでしょうか。今後どうなるのか目が離せませんな。
気になる関係といえば、園崎家の人々もそうですね。冴子と若菜、井坂に出会ってからまた関係が悪化したように思えます。あとは若菜とフィリップ。この二人もかなりニアミスしまくってるんでお互い顔を合わせたときにどうなるのかが非常に気になりますなあ。若菜の印象は最初最悪だったけど(私だったら絶対に近寄りたくないタイプだ)、バイオレンスのメモリの回で相当変わりました。今じゃそのうち祥太郎たちの側についてくれたらいいなあとさえ思ってたりします。
あと縁の下の力持ちというべき所長にも触れておかねば…!明子には妙な親近感があります。普段は大阪仕込なのか、ひどく思い切ったツッコミを展開する彼女ですが、いざ依頼を受けると依頼人の立場に立って親身になってくれるところが好きですね。明子の一貫性のある態度として、この「自分の依頼人には常に真剣である」という点が挙げられるでしょう。先週の人形の回にしてもそうだし、いつぞやドーパントが女性を襲いそうになったときもそうです。仮面ライダーにおいて、戦うヒーローたちとは別にこういうキャラを置く事は珍しくはないですが、次々に現れる敵の事件に積極的に介入していくような姿勢をするような一般のキャラはなかなかいないと思うのです。

さてさて、何か一頻り語りきった気がするので今日はこの辺にしておきますか。Wに関してはまた語りたくなったらこのカテゴリで語りたいと思います。

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