タイトルに何のひねりもありませんが、Angel Beats!の感想です。
例によって思ったことをつらつら並べるので何が書いてあってもOK!という人だけ追記からどぞー。
うーむ、秋葉原で宣伝していて気になったから今期はこれだ!と飛びついて見てみたわけだけれども、まあきわめて個人的な感想を言わせてもらえば半分満足、半分不満足といったところ。
死んだ世界前線の設定やら登場人物の多さはさすがといっておくべきなんだろうけれども、いかんせん回数の少なさがそれらを無為にしてしまっているような気がするのよね。あの話はどう考えても13話で終わらせるべきではなかっただろうと。
いや、確かに設定自体は好きなんだ。私は普段のkey作品はあんまり向いていないのか、「もっと作品全体にパンチが欲しいよなぁ」と思っていただけにAngel Beats!には乗っけの設定にはすごく期待していた。だってキャッチコピーが「神への復讐、その最前線」だよ?神様設定大好きな私を釣っているとしか思えないじゃないかwしかも1話目と2話目からあんなアグレッシブな戦闘シーン+素晴らしい作画。これで見ないとするほうが問題ではなかろうかっ。登場人物が多いのはまあいつもの麻枝さんだから仕方ないにしても、とりあえずあの時点ではwktkが止まらなかったわけですよ、はい。
しかしどこからだろうか・・・明らかに尺が足りねえよこれと思い始めたのは・・・
今から思えば3話で岩沢さんが消えたのに次の回には何事もなかったかのようにゆいを投入⇒岩沢さんのことを誰も思いださない、という時点で何かがおかしかったのかもしれない。てかその時点でこの話が13話で終わるということを念頭に置いておかなくてはならなかったのかもしれない。
その後は誰一人欠けることなく9話まで進行。減るどころか直井投入でキャラが増え、10話でゆいが消え、残りの2話はものすごい突飛な超展開にw
ちょっと待て、なんだこれなんだこれなんだこれ!という感想を抱かずにはいられなかった。直井はあんなに簡単に丸めこまれちゃっていいの?次の回から音無に懐いちゃってるけど…つか世界設定とゆりと直井と日向の音無+奏への認識は一体どういうものだったんだ?音無はSSSのメンバーに気づかれないように奏と成仏作戦を立てるつもりじゃなかったの?なんか唐突にゆりが奏のことを「天使じゃない」とか言いだしたけど何で気づいたんだ?「愛が生まれた」とかのたまわってた石田キャラの説明いまいち良くわかんないですけど。つか今更だけどあんなにキャラ必要だったのかっ?最終回、なんか突然天使のキャラ変わらなかった!?高松まで成仏したとは一体どんなトリックですか。結局奏は手術後死んじゃったってことなのか…?
ごめん、気が付いたら突っ込むしかないような状態になっていたw
たぶん一般的な見解から言ったらそれを差し引いて感動する部分だけを抽出したのちに「泣けた!」と評価すべきところなんだろうけど、やっぱり気になるところは気になる…そして私の場合気にし始めると今までの話の流れがどうだったかにかかわらずとりあえず突っ込みたくなる(キャラ萌えで見ている作品以外は)。
だからAngel Beats!の場合だととにかく突っ込みどころが多すぎて感動の域までいけなかったんだよなあ。9話まではふむふむと思いながら見てたのに最後の4話が。どう蹴りをつけるのかと楽しみにしながら見ていただけに残念な点が多かった。もう最近に至ってはAB!がどんな作品かと問われたときに「尺が足りなかった!」としか説明できていない…作画と音楽が素晴らしいよ、とも一応言っておるけれども。
うーん、でもやっぱり設定自体は悪くなかった。奏と音無のくっつき方についてはフラグがあった割りに突然だと思ったけど、そういうのもありかな、と思えるような終わり方だったし、キャラが多すぎると言っても過去の見せ方とか付け加えることでどうにでもなった気もするんだよなぁ…
というわけでこの作品については様々葛藤があります。
DVDは買いませんが是非今度発売するらしい小説版で今までの疑問点をまとめて消化してもらいたいなぁとちょっと期待していたり。そのためだけにいつ出るかわからない小説版買おうかなぁともくろんでいたりします。なので目下、小説版に期待、ということで、感想を終了しておきますー。きっと麻枝さんの本気はここからなんだよ、と大してkeyを知らない私が言ってみるw
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